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アニメ風物語　　性犯罪に全裸になって挑む
　　　　　　　　女体人形戦士ラブドール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　美浦　霞

　女性を性犯罪から守るために、沢山の全裸のラブドールが女性を囲む様に立ち裸っている。
　女体人形戦士戦隊長が全裸で宣戦布告をした。
　「性犯罪を考えている人間の野郎共、いつでもかかってこい、私たちが相手になってやる。」
　戦闘隊長は、身長２．５ｍ、体重１５０ｋｇ、Ｂ１３０ｃｍ、Ｗ９７ｃｍ、Ｈ１４０ｃｍ女プロレス選手より大きい。
　私立大学で女子学生に悪酒を飲ませ食い物にした性犯罪の首領が子分の手前意地を見せて、女体人形戦士に飛び掛かった。首領と人形戦士の決戦が始まった。
　「お前らは、女性に悪酒を飲ませて、オモチャのダッチワイフ（辞書では；自慰用の人形）の代用品に使って、女性の心に大きな傷を付けたんだ。女性を自慰用の人形代わりに使うなんてわがままの骨頂だ。」
　「私達は本物のダッチワイフだ。女性を私達の代用品に使うな。」
　首領は意地になって、人形戦士とオンラインになった。人形戦士のデリケートゾーンが絞まり始めた。もう外れない、首領は１時間そのままにされた。もがいても外れない。回りから圧搾空気で締め付けている、まるで乳牛の真空ポンプ付き搾乳機だ。やっと外して貰った。
　悪酒で強姦したダッチワイフ代わりの女性より、本物のダッチワイフの方が、入り口もすっきりしていて挿入感がよかった。
　首領は、悪酒を飲ませ、いやがる女性をだまして、ダッチワイフの代用品に使ったことが、バカらしくなった。
　それから首領は、女体人形戦士と戦うことになった。人形戦士は首領の体液を毎晩強力に吸いまくった。。首領は人間、人形戦士は疲れを知らない機械。いくら性欲の強い男でも、毎晩疲れ知らずの人形戦士にやられてはたまったものではない。強力に吸われる気持ちは格別なので、手放せなくなった。だんだん性欲は衰え、突入力が無くなった。人形戦士のデリケートゾーンも突入力が無くても入ってから締め付ける様に変わった。人形戦士のオッパイの中に甘味入り液体バイアグラが入っているので吸わせた。液体バイアグラも薬事法の許可を高額納税付きで受けた。首領は液体バイアグラで活力を取り戻し暫く続いた。人形戦士は疲れを知らない。そのうちに首領の抵抗力が衰え、頭髪も白髪になった。
　人形戦士は１０年分の体液を一年で、吸い取った。
　他の子分学生も女体人形戦士に負けじと飛び掛かった。
　やはり、同じようになってしまった。
　彼らはもう、女子学生に手を出す気力も、悪知恵も衰え、本来の学業も、ダメになった。
　多くの女性が、性犯罪から人形戦士によって守られていった。
　女体人形戦士の中には、学生と仲良くなるのもいた。そんなことしたら戦意低下になる。隊長は軍法裁判をした。人形戦士の足首を持って逆さに吊し、片方の手でお尻にビンタを喰わせた。その後川に投げ込んだ。それを見ていた、仲良くなった学生が川に飛び込み助けて、アパートに連れ帰った。
　隊長は、身体が大きいので、軍法会議ですさましい刑罰を掛けた。
　警視総監もそんな成り行きを見ていた。
　警視総監は女体人形戦士戦隊長に言った。「防犯効果に感謝します。お礼に私と旅行に行きましょう。」女体人形戦士戦隊長と警視総監は旅行に行った。
　旅行先で二人は、深夜許可を得てプールに入った。「総監私の背に乗って下さい。泳ぎますから。」
　身長２．５ｍの巨体を総監はまたいだ。「落ちないように私の腰のくびれをしっかりはさんで下さい。」女体人形戦士戦隊長は泳ぎだした。「私にも、貴方の警視総監賞頂けます？。もう奥様はお亡くなりになったでしょう。」「分かった。」「私が上を向くから、総監賞入れて下さい。」
　警視総監と女体人形戦士戦隊長はオンラインになった。警視総監の知識や指令が、ブロードバンドで女体人形戦士戦隊長の頭脳に高速で書き込まれた。女体人形戦士戦隊長は３０分間うっとりとして高速転送を受けた。（人間同士の場合人工授精はオフラインなのです。）
　女体人形戦士戦隊長といえども女、学生と仲良くなった女体人形戦士に懲罰を掛けたのも、軍規を傘にした嫉妬も入っていた。
　　「総監有り難う。私はこれからも、貴方のテレパシーで、性犯罪防止の先頭に立って頑張ります。だから捨てないで、お願い。」
　「皆さんが、全裸になって、性犯罪に立ちはだかってくれたおかげで、防犯効果が「前代未聞」と高い評価を受け、定年後も治安大臣の特命を頂きました。貴女の強い戦闘意欲のお陰です。いつまでも仲良くしたいので、絶対に放さない。人形とは戸籍上の結婚は出来ないのですが、性犯罪防止において、私の女房役をお願いします。いや、心の女房だ。」。
　「それから、生命の尊厳に重大に関わる妊娠中絶も減少したのよ。妊娠中絶は女性の身体を痛めるからよくないの。これから生まれる赤ちゃんを無理に摘出するでしょう。まだ日の目も見ない将来が沢山ある命なのよ。お腹の中で暖かく暮らしたいのに。摘出される時は赤ちゃんどんなに痛いでしょうね。泣きたくても泣けないのよ。子供が欲しくても授からない人が沢山いるのよ。親がどんな気持ちでもサラ金に追われていても、生まれてみれば可愛いのにね。どうしてもの場合は国家が育てればいいのよ。大きくなったら、立派な納税者になって、国家を背負って立ち上がるんだから。資産だの、学歴だの、名誉だのより赤ちゃんの命が大切なの。もし赤ちゃんの命を犠牲にして、自分が楽を望むなら、その方がナンセンスだと思わない。女性が不要な妊娠をしないよう私たち女体人形が女性の代わりをしたの、それで悲しい妊娠中絶も少なくなったのよ。それからウエルスの様に治療の難しい性感染症の予防にも役立っているのよ。興味本位や性欲だけのオンラインを私達が肩代わりしているの。だから有菌者との接触が少なくなったのよ。感染症がなくなり健常者が増えれば、経済効果も大きいの。その分のお金は健康増進に、個人も国家も使えるの。」
　女体人形戦士戦闘隊長は、自ら誇らしげに語った。
　「自慢話は、聞いても味が良くないが、この誇りは、大いに共感出来たよ。有り難う。」
　「皆さん美人だし、体格もいいし、不要な妊娠の回避はよろしくお願いします。」
　「そうだ、特注の婦人警官の服を着て下さい。私と記念撮影しましょう、みんなの前で紹介したい、この可愛いお人形が、性犯罪に立ち向かう女体人形戦士戦闘隊長です、私の女房役です。」
　「結婚は出来なくても、嘘にも女房と言ってくれたのね。表向き業務上の言葉でも内心は女房と呼んでくれたのね、有り難う。性犯罪や優性保護には私たちが陰ながら戦うから、知能犯などやっかいな問題に頑張って下さい。私たちは、人形なので知能犯にはダメなのよ。ただ知っていることは、お店にレジがあるでしょう、あれで多くの店員さんを雇っても、金銭トラブルがないの。知能犯の入らない会計システム開発や、知能犯回避情報も、知能犯対策にはいいと思うのよ。」
　「うんと頑張って治安の神様になってね。業績達成感のニコニコ顔で私とオンラインになって下さい。」
　女体人形戦士戦闘隊長はにっこりとうなずいて、今の幸せを噛みしめた。
　表向き強そうでも、女体人形戦士戦闘隊長も普通の女体人形でした。
　
　転載自由のフリー版。著作名は省略不可。　画面は転載不可


戦闘隊長の顔は厳しい。性犯罪を受けて立つ構えだ右側で副隊長がにらんでいる、その右側は若い新兵後ろでうっとりしているのが、学生と仲良くなった兵士	・　　　　　　　　・

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